LANDSCAPE ランドスケープ

街をつなぎ、緑をつなぎ、
地域と人をつなぐランドスケープ

敷地配置|浅草タワー
『浅草タワー』は、ゆとりある配棟により空地率約60%を実現しています。さらに敷地中央に建物を配棟することで、南北ともに街とつながり合う空地が確保されています。南側には、この街の記憶である藤棚が配置され、三社祭の神輿順路や御神酒所になっています。北側は、隣接する「金竜公園」と連続する空地とされ、街を分断することのないパサージュとして設計された景観です。通り抜ける風がたたえられた水と協奏する心地よい景観が、この街のあたらしい潤いになっています。

江戸小紋をデザインモチーフとした
情緒ある庭園『紋様の園』

紋様の園|浅草タワー
『浅草タワー』のオープンスペースは、多彩な豊かさが協奏する場所です。そよぐ風は水盤にたたえられた水に音を与え、心地よい葉摺れの音を奏でて夏には涼を招いてくれます。東側にはイヌマキ等の常緑樹、西側はメタセコイヤをはじめとする落葉樹が配され、南北は常緑樹が小さな杜を形成し、建物と敷地の周辺を柔らかな風景で包んでいます。またシンボリックな藤棚をはじめ、ヤブツバキなど色とりどりの花々が移ろう季節と共に開花する庭園は、その豊かさの下に人々が集い、つながり合う場となっています。

緑陰と水が織り成すパサージュ
『水の小路』

水の小路|浅草タワー
水の小路|浅草タワー
南北の広がりをもつ公開空地は、敷地西側を通り抜ける水の小路によって繋がっています。水の小路には、建物の西側に沿って設えられた水盤が設置され、内部と外部を隔てるガラスと協奏して、透明で爽快感のある風景が創出されています。その鮮やかさと、柱壁の煉瓦調タイルの温もりのある素材感が溶け合って醸し出される優美なシーン、そして公道沿いに配されたメタセコイヤとシマトネリコの並木と共に描かれる風景は、水や緑などの豊かさを繋げたひとつのパサージュであると共に、人と人を繋ぐ本質的な景観美となっています。

憩いの杜

憩いの杜|浅草タワー
「金竜公園」と一体化して、より安らかな憩いのスペースを生み出す杜。ベンチと柔らかなカーブを描く園路が、公園と共に安らかな環境を創出しています。

藤棚のお祭り広場

藤棚のお祭り広場|浅草タワー
かつて浅草寺界隈には、この街の“粋”な精神を象徴するように、藤棚がある道がありました。三社祭の新たな地域拠点となったこの場所に、その記憶を再現し、“華”のある街としての美しき伝統を継承しています。
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