STRUCTURE 構造

耐久性

耐久性|浅草タワー
『浅草タワー』は、次代へ継承するレジデンスを目指し、地震災害の抑制に効果的な免震構造が採用されています。柱や梁で地震エネルギーを吸収する耐震構造に対して、免震構造は建物の下層部に免震装置(鉛プラグ入積層ゴム支承)を設置しているため、建物の荷重をしっかり支え、地震エネルギーを取り込む前に揺れを吸収します。建物のダメージを低減できるだけでなく、建物全体がゆっくり揺れる為、家具転倒など地震による影響を抑制することができます。

コンクリートのかぶり厚

コンクリートのかぶり厚|浅草タワー
コンクリートはアルカリ性のため、大気中の物質に影響を受けて中性化していきます。この現象が極度に進むとコンクリート内の鉄筋が錆びて、鉄筋が外側のコンクリートを押し出し、破損の原因となります。その対策として、『浅草タワー』では鉄筋を覆うコンクリートの厚さ(かぶり厚)に表のような基準が適用されています。

コンクリートの水セメント比

コンクリートの水セメント比|浅草タワー
コンクリートを作る時のセメントに対して加える水の量の比率を水セメント比といいます。コンクリートに含まれる水の比率が高いと、乾燥して固まった際の収縮が大きく、ひび割れが起きやすくなります。『浅草タワー』は、この水セメント比を杭以外は50%以下、杭は55%以下に抑えています。
※外構・土間・押えコンクリートを除く

標準貫入試験

標準貫入試験|浅草タワー
『浅草タワー』は、地盤の硬さを測定するための地盤調査である標準貫入試験や、土質の調査を実施し、地盤の硬軟や支持層を正確に把握した上で、この地に最適な基礎方式を採用しています。

杭基礎

杭基礎|浅草タワー
地面から約29m以深にある固く安定した支持層まで109本もの杭を打ち込むことで、建物をしっかりと支えています。

溶接閉鎖型フープ筋

溶接閉鎖型フープ筋|浅草タワー
住戸部分のコンクリート柱内の大切な帯筋は、一般的な帯筋に比べて強度が均一かつ地震によってかかる力を分散させる溶接閉鎖型フープ筋が採用されています。コンクリートの拘束性を高め、地震時に主筋が折れ曲がることから守り、より耐震性の高い粘り強い構造が実現されています。

受入検査

受入検査|浅草タワー
生コンクリート工場から建設現場に届いたコンクリートに対し、柔らかさ、空気量、塩分量、温度などをしっかりチェックする受入検査が実施されています。検査で品質を確認した後、はじめてポンプ車に送られ使用されています。

圧縮強度試験

圧縮強度試験|浅草タワー
実際に建物に使用するコンクリートからサンプルをとり十分な強度があるかどうか調査しています。専門の試験機関で、固まったコンクリートに圧力をかけて、設定した強度があるかどうか厳しくチェックされています。

建設現場での品質管理

建設現場での品質管理|浅草タワー
完成してしまうと、外見からはコンクリートの品質の良し悪しが分からないため、建設現場での品質管理が重要です。基礎工事の段階から工事管理者による配筋の確認等の各種検査を通して厳しいチェックが実施されています。見えない部分の品質の維持も徹底されています。

鉄骨超音波探傷検査

鉄骨超音波探傷検査|浅草タワー
柱や梁の鉄骨は溶接で繋いだ箇所の強度のチェックがとても重要になります。鉄骨の溶接個所の強度についても厳しくチェックしながら躯体工事が行われました。

ステンレス製玄関ドア下枠

ステンレス製玄関ドア下枠|浅草タワー
玄関ドアの下枠は、雨水で濡れたり靴に踏まれるなどダメージを受けやすい場所です。この部分が鉄製だと、傷などから錆が発生してしまうため、『浅草タワー』では、耐久性を配慮し、錆にくく、お手入れも簡単なステンレス製が採用されています。

防滑性シート貼り

防滑性シート貼り|浅草タワー
毎日多くの人が通行する共用廊下や、住戸のバルコニーは、一部を除き防滑性シート貼りを採用し、コンクリート床を保護しています。また、掃除などのメンテナンスも楽な上、雨に濡れても滑りにくいなどのメリットもあります。

メンテナンス

二重天井

二重天井|浅草タワー
天井はコンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設けた二重構造が採用されているので、将来のリフォームやメンテナンスに対応し易くなっています。

エアコン冷媒管の先行配管

エアコン冷媒管の先行配管|浅草タワー
エアコンの取付が容易にできるように、室外機と室内機を結ぶ冷媒管を先行して配管している所については、ドレーン管を含めた接続作業がしやすいように点検口が設けられています。
※エアコンの種類・機能により、設置できない場合があります。

点検口

点検口|浅草タワー
住戸内の給水管・排水管から、万が一水漏れなどの不具合が起きた場合の早期発見に備えて、キッチンシンク下、洗面化粧台下には点検口が設けられています。

ドレーンレール

ドレーンレール|浅草タワー
ドレーン水(結露排水)が流れて広がらないようにドレーンレールが設置されています。ドレーン水を排水溝まで導くことによって、廊下やバルコニーを濡らして滑りやすくなることをできるだけ防ぐように配慮されています。

共用部の散水栓

共用部の散水栓|浅草タワー
敷地内には、美観維持や植栽管理のために散水栓が設置されています。共用部分の清掃や、植栽への水やりを効率よく行うことができます。

排水管

排水管のメンテナンスを容易に行えるように、排水の竪管の洗浄ができる配管設計が採用されています。

メンテナンス

ピット、トレンチ、免震層を設け、共用の給排水管やガス管、配線類を配しています。作業員が中に入って動ける空間が確保されているので、メンテナンス作業も容易に行うことができます。

空気環境

24時間換気システム

24時間換気システム|浅草タワー
マンションの居室は気密性が高いため、人と住まいの健康のために計画的な換気が必要です。『浅草タワー』は、窓を開けることなく住戸内の換気ができる24時間換気機能付の浴室乾燥機が採用されています。外出している時でも空気を循環でき、常時居室の給気口から外の空気を取り入れ、低風量で強制換気を行い、空気を入れ換えます。また湿気も効率よく排出するので、カビの原因となる結露の発生をできるだけ抑えることができます。
※居室の給気口が開いていることが前提となります。

扉のアンダーカット

扉のアンダーカット|浅草タワー
換気をスムーズにするために、住戸内の扉の下部と床の間には隙間が設けられています。この隙間を通って、新鮮な空気が住戸内の隅々まで流れます。換気を促し外気を住戸内に行き渡らせるための工夫のひとつです。

換気レジスター

換気レジスター|浅草タワー
冷暖房中などは、窓からの換気を怠りがちです。『浅草タワー』では、外気に面したリビング、各居室にそれぞれ換気レジスター(換気口)を設け、気密性の高いマンションの室内に、新鮮な空気を取り入れることができるよう配慮されています。
※一部形状の異なる場合があります。

結露水排水穴

結露水排水穴|浅草タワー
開け閉めができないFIX窓は、結露に備えてサッシュに排水穴、または水受け皿板が設置されています。カビ等の発生の原因になる室内の水分を排出、または処理しやすくする工夫が施されています。

ホルムアルデヒド対策

建材や内装材などに含まれる化学物質の影響で、喉や目の痛み、吐き気、頭痛などが起きることをシックハウス症候群といいます。人体に悪影響を及ぼす化学物質の代表的なものがホルムアルデヒドといわれており、新築住宅においてその発生は避けられません。そこで『浅草タワー』ではその対策の一つとして内装材の選定に配慮し、壁紙に使用している接着剤をノンホルムアルデヒド仕様とし、フローリング、室内ドア、キッチン扉、クロゼットなどの素材に使われる合板などを、低ホルムアルデヒド仕様としています。
※ホルムアルデヒドが全く発生しないわけではありません。

遅れ機能付トイレ換気扇

トイレの換気扇のスイッチをオフにすると、自動的に一定時間換気をしてから止まる機能が付いています。トイレ使用後の臭いのこもりが抑えられます。

省エネルギー

断熱材施工

断熱材施工|浅草タワー
外壁については、建物内にまで外気温が伝わり、外気に接していない部分でも結露などの問題が出るヒートブリッジ対策のために、躯体に沿って住戸内の壁や天井に外壁面から折り返して断熱材が施されています。また、太陽熱の影響を最も受けやすい最上階の屋上部分には、一部を除きウレタンまたはポリスチレン系断熱材を敷き詰めた外断熱が採用されています。

複層ガラス

複層ガラス|浅草タワー
2枚のガラスの間に空気層を挟んだ複層ガラスが採用されています。窓の断熱性能を高め、省エネルギーです。冷暖房効果の低下や結露発生などの問題を軽減することが出来ます。

音環境

空気伝搬音対策

空気伝搬音対策|浅草タワー
隣り合う住戸からの遮音性を高めるため、『浅草タワー』は戸境壁及び、建築基準法に規定する耐火性能と遮音性能を有した間仕切壁である乾式耐火遮音間仕切壁の厚さを約137mmとしています。

空気伝搬音対策(サッシュ)

空気伝搬音対策|浅草タワー
玄関扉と一部の窓を除くサッシュには、日本工業規格が定めるT-1等級の仕様が採用されています。
※遮音等級は、メーカー表示の性能を示し、実際の室内値を保証するものではありません。
※概念図は、理論値に基づいたものであり、実際の性能値を保証するものではありません。

共用設備からの音対策

共用設備からの音対策|浅草タワー
マンション内の機械設備の遮音対策にも、きめ細やかな工夫が施されています。エレベーターの昇降音に配慮し、エレベーターに接する住戸の壁厚は340mm以上が確保されています。また、振動の発生する可能性のあるポンプ等は防振対策が施されています。

主寝室の遮音対策

主寝室の遮音対策|浅草タワー
主寝室として考えられる洋室は、プライバシーを守り落ち着いて眠れるよう、特に遮音性に配慮した設計・施工が施されています。他の居室が隣接する場合は、主寝室側と他の居室側の両方の壁をプラスターボードで二重貼りにし、音を伝わりにくくしています。

軽量床衝撃音対策(内装床材)

軽量床衝撃音対策|浅草タワー
内装床材の軽量床衝撃音対策として、衝撃音の伝達を軽減するクッションゴム脚等を用いた素材が採用されています。
※ボイド部分を含む、最下階住戸の床を除く。
※概念図の断面方向は実際と異なります。

重量床衝撃音対策(床スラブ厚)

重量床衝撃音を軽減するためには、床スラブ(床下のコンクリート)を厚くすることが重要と考えられています。そこで『浅草タワー』では、床スラブ厚が約320mm以上となるように設計されています。
※ボイド部分を含む、最下階住戸の床を除く。

高齢者等への配慮

共用部分での対策

共用部分での対策|浅草タワー
車椅子での移動に配慮して、共用廊下は幅1.4m以上(一部1.2m以上)、エレベーターホールは直径1.5mを確保し、床は滑りにくい防滑性シート仕上げとなっています。また、エレベーターの扉開閉ボタンは高さ1.2m以下に設置し、車いすに座ったままで押すことができるよう配慮されています。

低床式ユニットバス

低床式ユニットバス|浅草タワー
浴槽のまたぎ高を低く(約50cm以下)抑え、お年寄りの方やお子様にも安全性が高い設計です。滑りやすい浴室でのつまずき・転倒は、大きなけがに繋がる恐れがあるため、よりきめ細やかに配慮されています。また浴槽への出入りの補助や、浴槽内での立ち座りの動作を楽にするために手摺も設置されています。身体にかかる負担を軽減することができます。

手摺下地

手摺下地|浅草タワー
住戸内廊下の玄関上り框付近と、トイレ内部の片側の壁に、あらかじめ補強下地が施され、将来手間のかかる工事をしなくても手摺がつけられるようになっています。

プッシュプルドアハンドル

プッシュプルドアハンドル|浅草タワー
玄関ドアには、プッシュプルドアハンドルが採用されています。ハンドルを軽く押す(プッシュ)引く(プル)だけの簡単な操作により、重い玄関ドアが開閉しやすいです。ハンドルは上下の広い範囲で操作できるので、お体の不自由な方やお年寄りの方、お子様にも配慮された人に優しいデザインです。

玄関ドア指挟み防止

玄関ドア指挟み防止|浅草タワー
玄関ドアは、居室のドアと違い、重くしっかりしているためドア枠の吊り元側にある隙間に指を挟むと大変危険です。そこでドア枠の形状に工夫を施し、この隙間を極力なくし、小さなお子様が指を挟んでしまうような不測の事態を防ぐことができます。

サッシュ指挟み防止ストッパー

サッシュ指挟み防止ストッパー|浅草タワー
勢いよくサッシュを開けようとすると思いのほか滑り、指を挟んでしまうという危険があります。小さなお子様は特に心配です。そこでサッシュ指挟み防止ストッパーが設置されました。サッシュが途中で止まり、指を挟まないように配慮されています。

フラットフロア

フラットフロア|浅草タワー
つまずき事故の原因となりやすい住居内の段差を無くした、人に優しいバリアフリー設計となっています。室内の段差を極力解消し、よりフラットな床面を実現しているので、お年寄りの方や、足腰の弱い方、小さなお子様のいるご家庭にも安心です。
※玄関等、一部該当しない部分があります。

コンセント・スイッチ高さ

コンセント・スイッチ高さ|浅草タワー
コンセントは、抜き差しの際に腰をかがめる必要がなく、負担を軽減するため床から約40cmの高さに設置されています。また照明などのスイッチは、小さなお子様でも届きやすいように床から約1.1mの高さに設置されています。
※一部箇所を除く。

ワイドスイッチ

ワイドスイッチ|浅草タワー
押しやすく、暗がりでも見つけやすいようにワイドスイッチが採用されています。指だけでなく手のひらや腕などでも押せるので、荷物を持っている場合にも簡単に操作できます。

住宅性能評価制度

住宅性能表示制度とは

住宅性能評価制度|浅草タワー
「構造の安定に関すること」,「火災時の安全に関すること」,「高齢者等への配慮に関すること」等、住宅の性能に関する事項を表示するための共通ルール(基準)を定め、国土交通大臣が指定した第三者機関が評価するものです。
『浅草タワー』では、建築基準法や自社住宅性能基準だけでなく、更にこの住宅性能表示制度に対応し、全くの第三者機関により客観的かつ公平な審査を受けているので、信頼性が高く安心です。

住宅性能評価表示のメリット

住宅性能評価表示のメリット|浅草タワー
国土交通大臣が指定する住宅性能評価機関という第三者による評価の表示なので、客観性、公平性が期待でき、相互比較しやすくなります。建設住宅性能評価書が交付された住宅については、トラブルが発生した場合、当事者の申請により国土交通大臣が指定する「指定住宅紛争処理機関」のあっせん・調整等が行われます。

住宅性能評価書とは

住宅性能評価書|浅草タワー
住宅性能評価書には、設計図書の段階の評価結果をまとめた「設計住宅性能評価書」と、施工段階と完成段階の検査を経た評価結果をまとめた「建設住宅性能評価書」との2種類があり、新築分譲時に住戸毎に交付されています。
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